オランダのお菓子、ケーキなど
2009年 05月 24日
パンケーキ、日本で言うクレープ。オランダ人はこれに粉砂糖とシロップをかけて食べてます。チーズやハムなどしょっぱい系もあり, お店によりいろいろな種類があります。
Poffertjes(ポッフェルチュス)
1口サイズの小さいパンケーキ。たこ焼き機の丸を浅くしたような鉄板で焼いてます。粉砂糖、バターやシロップをかけて食べます。
Stroopwafel(ストロープワッフル)
薄いワッフルとクッキーの中間のようなもものの間に、キャラメルクリームが挟まってます。どこでも売ってますが、マーケットなどでは屋台があるので、その場であつあつのを食べると美味い。
冷えると全体的に固くなりますが、それはそれでいけます。お店で買ったのでも、レンジで5秒から10秒くらい温めると、できたて感がよみがえります。チーズで有名なゴーダが発祥の地だそうなので、いつか本場で食べてみたいです。
Boterkoek(ボーテルクーク)
クッキーとケーキの間のような食感。バターの風味豊かな、くせになる味。でもカロリーが高いのでそう頻繁には食べれない1品。食べたら止まらなくなるので、買った時は1日1切れ、と心に強く言い聞かせてます。写真は長方形ですが、いろいろな形で売られてます。
Ontbijtkoek( オントバイトクック)
訳すると、朝食ケーキ。
ライ麦に黒砂糖、シナモン、ナツメグ、ジンジャー、アニスなどのスパイスを混ぜ込んだ生地に、レーズン、しょうがの甘煮などが入ってます。バターを薄く塗って食する。その他、プレーンなものものやナッツ入りなどいろいろな種類があります。
Mueslibol(ミュズリーボール)
ミューズリーの入った丸いパン。全粒粉でできてるので健康的。
Tompouce (トンプース)
長方形のパイ生地の間にカスタードクリームが挟まっていて、ピンクのアイシングがかかってる。お菓子屋さんでよくみかけます。ミルフィーユを素朴にした感じ。
Bossche bol(ボッシュボール)
オランダ南部の都市、デンボス名物のお菓子。チョコレートでコーティングされたシュークリーム、中味は生クリームのみです。
カスタードクリームも入れてくれたらもっと美味しいんだけどなぁ〜。
Oliebollen(オリボーレン)
大晦日に食べる大きいボール状のドーナッツ。
レーズン、りんご入りなどがあり、粉砂糖をまぶしていただきます。
年末が近づくと通りや広場にこれを売る屋台が出没。毎年美味しい店ランキングが発表されて、上位の店は長蛇の列です。私も去年並んでみましたが、真冬のなか2時間ほど並ぶ事になり、つま先がじんじんと凍りつきそうに冷えてしまい泣きそうでした。そんなに長く待つとは思わなかったのですが、購入していった人達をみると、みんな3箱(1箱に10個入り)4箱と抱えて買っていく人ばかりで、これではフル回転で揚げても時間がかかるのも無理はない〜、
と納得。
でも、大晦日だけですごい儲かったんだろうなー、あの店。
Drop (ドロップ)
黒いグミのようなドロップ。
日本人(やその他外人)に人気がなく、お土産にはもらいたくないアイテムですが、ウケねらいで買って行く観光客も多いとか。なぜこれがオランダでは人気なのか解せませんが、小さい頃から食べてるとやっぱり違うんでしょうね。日本の納豆も外人にとっては、くっさ〜なんじゃこりゃ〜、だと思うので。
Hagelslag(ハーゲルスラグ)
チョコレートふりかけ。オランダ人はパンにバターを塗って、その上に振りかけて食します。ミルクチョコ、ピュアーチョコ、ホワイトチョコ、ミックスされたものや、粒の大きさなどいろんな種類があります。バターの風味とチョコ味、そしてチョコのさくさく感が絶妙にまざりあって、けっこう美味しい! オランダ人に根強い人気なのもうなづけます。ちなみにパンは白いのが基本だそうです。オランダ人の前で茶色のパンで食べてたら指摘されました。カレーライスのご飯はやっぱ白飯じゃなきゃ、というのと同じですかね。
Anijsmelk(アニスメルク)
オランダで昔から飲まれている、アニス(香辛料)の入ったホットミルク。
anijsblokjes というのが売られてて、これは砂糖と抽出されたアニスが入っていて見た目は角砂糖のよう。これを温めたミルクに入れるだけ。冬の飲み物で、寝付きがよくなると言われてるそうです。