アカデミックな体験
2010年 05月 24日
1397年に建てられたチャペル(火災のため1470年に改築)。
門に記されているのは,
Athenaeum Illustre (輝ける科学アカデミー という意味)。
ここに1632年、オランダの高名な学者 Caspar Barlaeus とGerardus Vossius がアカデミーを創立し、アムステル大学の前身となった教育の場となり、現在はアムステル大学の歴史博物館として使用されています。
博士号授与のセレモニーもここで行われているそうで、先日知り合いの博士号授与のセレモニーに招待されました。
出席者に研究内容をかいつまんで説明した後、伝統的なローブを身に着けた教授達が入場し、質疑応答。
写真右側のステッキをもった方が式の進行係?のようでした。
2人のお伴と共に、タキシードで正装しておごそかな雰囲気。
高名な学者達の肖像画に見守られながらの授与式。
出席しただけでも頭が良くなったような、なかなか良い体験でした。
が、数日後、とんでもない事が発覚。
セレモニー後、まず教授達が退場、続いて博士号取得者と介添人?が退場、そして出席者がぞろぞろと会場から出て行きます。
私はいつものごとく写真撮影などしていたので、連れと共に一番最後に会場を後にしましたが、会場から去る前に記念に博士号取得者がプレゼンしたところで(上の写真)写真を撮ろう、ということになり、マイクを掴んでプレゼンしてるふり〜、とか、論文(机の上に置いてあった)を掴みながら、いや〜長い道のりでした、とかいいながらポーズをきめたりして、楽しい記念写真でアカデミックなひとときをしめくくりました。
そして、数日後、この博士号取得者の妻から電話があり、
セレモニーを録画してDVDにしたのを見たら、最後に私のプレゼン一人芝居が一部始終写っていて非常にウケたと・・・・。
うわ〜、は、恥ずかし〜・・・・・・・・・・・。
顔に縦線が入るとはこのことです。
でも、あれ以上にバカなことしてなくて良かったと冷や汗たら〜り。
踊らなくてよかった・・・。