オランダでもみじの名所!
2013年 07月 12日
庭に日本のものを植えたいと思い、いろいろネットで検索して、Esveldというお店を見つけました。
お店は屋外で、公園を歩いているような雰囲気。
いたる所にいろいろ植えてあり、白いスティックに名前が書いてあったりして気が利いてます。
運河を挟んでを栽培エリア?があります。とにかく広い!
お店をずーっと歩いて行くと、もみじ売り場に到着。
いろいろな種類、小さいのから大きいのまで揃っていて、すばらしい品揃えにびっくり。
もみじは普通のガーデンショップでも見かけますが、こことは比べ物になりません。
いい所見つけたわ〜スバラシ~ッ!!!と感激しつつ、
もみじ売り場のちょっと先にある、怪しい赤い鳥居に進んで行くと、
『JAPANSE Esdoorntuin』→訳→ 日本のもみじ園!!!
鳥居の向こうは日本だった!
もみじ〜。
もみじの森だ〜。
もみじのすき間にはツツジ類もあり、約200種類以上あるそうです。
時期的に(2週間前)ほとんど枯れてましたが、もっと早く行ったらツツジもさぞきれいだったでしょう。
来年はツツジの季節に行きたいですね〜。
もみじ園を中程まで進むと、何やらただ者ではない風情・・・。
Gouden vollemaans-esdoorn (英;Golden Full Moon Maple)
=金の満月もみじ。
Acer shirasawanum 「Aureum」 。
「 オオイタヤメイゲツ」のAureumという品種のようで、樹齢は140~150年。
木のそばにあった説明書きによると、
「19世紀の半ば過ぎ、この会社の歴史はこのもみじによって始まった」、
というスーパースペシャルな背景を持つものでした。
日本でもおなじみ、シーボルトによってオランダにもたらされたもみじの1つで、ライデンの植物栽培所やボタニックガーデンに植えられるはずでしたが、この会社のオーナーのひいひいお祖父さんによってここに植え付けられたということです。
ひいひいおじいさんがどうやって持ってきたのかは明記されておらず気になる所ですが、もしかしてはっきり書けない理由が・・・?
でも枝を1本拝借すれば、挿し木で育てる事もできますからね。
まあ、すっごい昔のお話ですから、事実がわからないのもうなづけますが。
真相を知ってる方がいらしたら、ぜひ教えて下さい。
この「日本のもみじ園」をはじめとして、カエデ属 (Acer)のコレクションが圧巻!
こんなにたくさんの種類のもみじが一同に会してるのを見たのは初めてでしたが、今調べてみた所、ここの600種類以上あるカエデ属(Acer)のコレクションは
「Aceretum」と呼ばれていて、世界最大だということです。
思いがけなく出会った日本のもみじ園、江戸時代にシーボルトと共にオランダにやってきた日本のもみじ、そして赤い鳥居!
日本から帰ってきて以来日本恋しや状態だったのが一気にハイテンションになりました。
紅葉はいつごろかとお店の人に聞いた所、お天気にもよるけど大体9月の末辺りから10月頃で、でも日本とは気候が違うため、紅葉の度合いが日本とは異なるそうです。
秋には紅葉をチェックしに行きたいな〜♪
Plantentuin Esveld
Rijneveld 72
2771XS Boskoop
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