ゼーラントのBolus
2015年 05月 20日
デニッシュ生地にブラウンシュガーとシナモンが練りこまれ、柔らかくてちょっとネットリする食感。
正式には(?)「Zeeuwse bolus」という名前で、17世紀の前半にオランダのZeeland(ゼーラント州)でユダヤ系ポルトガル人のベーカリーによって作られたそうです。
長い歴史を持っているのだなぁと思うと、なんだか突然ありがたくなります。
起原はユダヤのペイストリーだそうなので、ユダヤ人が移り住んだ世界各地で同じようなデニッシュを見つける事ができるようです。
デニッシュといえば、以前マーケットでデニッシュっぽい菓子パンに
「Koffiebroodjes」という名前が書いてあり、直訳すると「コーヒーパン」。
コーヒー味のデニッシュ美味しそう!と思って買って帰ったら全然別物です〜っごくがっかりした事がありました。
オランダでは「Koffiebroodjes」というとデニッシュの事を指すようで、うちのオランダ人はもちろんコーヒー味ではないということを知っていましたが、私が勘違いをしていたとはつゆ知らず。
「これコーヒーの味しないっっっ!!!」って当たり散らしたところ、
「知らなかったのかい、よしよし」みたいないたわりの言葉をかけながら
「ぷぷっ、コーヒーデニッシュなわけないじゃん」みたいな笑みを浮かべたのを私は見逃しませんでした(笑)。
同じ勘違いした方いますよね、きっと☆
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