それは、うめるにうめられない、身長の差。

公共の場所のお手洗いなどについてる鏡が、高い所についていて、自分の顔が見えない。
私の身長は160cmでたいてい5cmはヒールのある靴をはいてますが、背伸びしても頭のてっぺんの髪の毛のさきっちょが見えるぐらい。
こういう所、けっこうあるんですよ。ほんと〜に。
自分の家のドアについてる覗き穴にも届かない。
こっそり覗きたいのが覗き穴なのに、椅子を持ってきて上がったりすると物音がするので困ります。
スーパーの商品に手が届かない場所がある。
陳列棚の1番上でも、手前に置いてあるとかろうじてとれますが、ちょっと奥にひっこんでるともうお手上げ。
そういうときは、まず周りを見回すと台があるときがあるので、それを拝借します。
台がない時は、お店の人を探して頼みます。
お店の人がつかまらないときは、頼みやすそうな男の人を探します。
ごく稀に、思いっきり背伸びして商品を掴もうと奮闘している小さなアジア人をみかねて、助けてくれる人もいます。
が、たいていの人は、スーパーマーケットでは、何買おうか〜、と考えながら買い物をしていて、そうそう他人の行いに注意を払ってる人はいないので、これはあまり期待できません。
以前,ミュズリーボール(Mueslibol)を食べたくて、見ると1パックだけ1番上の届かない位置に残ってました。
台もなく、お店の人もいなかったので、最後の手段、頼みやすそうな殿方を物色することに。しかぁ〜し、そんな悠長な事やってる場合じゃありませんでした。横からすーっと通りかかった背の高い男性が、ひょいと私のミュズリーボールを持ち去り、自分の買い物かごの中にいれてしまったのであります。
そ、それ、わ、私のですぅ~、と心の中で絶叫。
もう食べる気満々だったので、ショックは非常に大きかったです。