Museum Willet-Holthuysen ウィレット=ホルトハイセン博物館
2010年 11月 17日
1685年、アムステルダム市長のために建てられた家で、その後1739年に現在の外観、ルイ14世様式 に改装されたそうです。
最後の所有者であったウィレット=ホルトハイセン夫人には相続人いなかったために、自宅、調度品、美術品のコレクションをアムステルダム市に寄付して、1895年に博物館として開館したということ。
19世紀の上流階級の人々の暮らしを見る事ができます。
ゴージャスなダイニングルーム。
マイセンの食器などの高級品がセッティングされているので、ガラス越しに眺めます。
庭はオリジナルではなく、18世紀初頭のフランス式都市庭園を再現したものだそうです。
その他いろいろありましたが、
今回一番気になったのは、最上階のコレクター・ルームにあった、
1667年 の花嫁のティアラ。
素材はガラス、ワイヤー、そして貞節 多産などの結婚のシンボルがはめ込まれているそうです。
B S は花嫁のイニシャルのようで、よく見ると小さい人形、お花、鳥などがあります。思わず引き込まれてしまい、他のどの展示室にいた時間よりもこのティアラ一つを眺めていた時間が長かったような。
343年前の花嫁ティアラ、グッときました。
ウィレット=ホルトハイセン博物館のサイト
住所: Herengracht 605, Amsterdam