Kasteel de Haar(デ・ハール城)
2016年 02月 04日
入り口ゲートの近くに ↓ に駐車場があります。料金は4ユーロ。
ゲートのドアの装飾がきれいです。
ゲートをくぐり歩いていくとこのような所に出ます。 ↓
右側の建物にはお店とチケットカウンターがあり、入場料金と駐車場代を払ってお城へ向かいます。
城内はガイドツアーにて見学ができます。
14世紀、ここにデ・ハール家の所有するお館が建てられたのが始まりだそうです。
19世紀にはすっかり荒廃してしまいましたが、このお館の相続人がスーパーリッチなフランス人の嫁をもらったおかげで1892年から改装、改修工事が始まり、雇われたのはアムステルダム中央駅を設計した有名な建築家 Pierre Cuypers。
お嫁さんは、なんとヨーロッパの財閥として名高いロスチャイルド家出身。
城内は撮影禁止なので画像をお見せできませんが、果てしなくゴージャスな世界が広がり、金に糸目はつけないとはまさにこういう事を言うのだと実感。
質素倹約プロテスタントが多いオランダではあまり見ない光景ではないでしょうか。
天井にダビデの星の装飾が’あったのも、ユダヤ系のロスチャイルド家だったからなのだと納得。
城内には美術品など多くありますが、ふと日本の駕籠のようなものが目に入ったので近づいて見ると、まさにお大名様が乗っているような、黒塗りに金の模様の駕籠!
で、さらに良く見ると、
こ、これは、
「 この紋どころが目に入らぬかぁぁぁ」
「へへ~~~~~」
の徳川の家紋、三葉葵ではないですか!
数分後、ガイドのおばちゃんが駕籠の説明を始め、(オランダ語)
「Shogun」と何回も言ってたので、紛れもない徳川家の駕籠。
帰宅後見つけた、デ・ハール城のFacebook の記事によると
(駕籠の画像も見れます、上の家紋の画像もそこから拝借いたしました)
駕籠は18世紀のもので、オーナー夫婦がオークションで購入したそうです。
しかしいったい誰が売り払ったんでしょうかね?
いくらだったのかとか非常に気になります。
徳川家の駕籠なんて初めて見ましたよ☆
お城を見に行ったのですが、駕籠に全て持ってかれたような気がします。
葵の御紋パワー、いまだ健在なり!
最後に、お城の近くにあるティールーム。
ミュージアムカードの有効期限が迫り、ラストスパート的に今月はとても忙しくなりそうです。
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